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1631 銀行

メガバンクと地銀。金利上昇で利ざやが広がる。XLFの銀行部分に対応。

米国の対応セクター
金融(XLF)
対応の度合い
○ おおむね対応
東証のETF
NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信(野村アセットマネジメント)
米国のETF
XLF / VFH
出典
EDINET 有価証券届出書

このセクターの見方

TOPIX-17(東証の業種の分け方)の銀行は、東証33業種の「銀行業」だけでできた業種です。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)・三井住友フィナンシャルグループ(8316)・みずほフィナンシャルグループ(8411)の3メガバンクが中心で、ゆうちょ銀行(7182)や地方銀行のグループも入っています。

銀行は、貸出と預金の金利の差(利ざや)で稼ぐので、金利が上がる局面で強くなりやすい業種です。円安は日本銀行の利上げの話と一緒に出ることが多く、このサイトの順路では円安の局面にも入れています。金融緩和(中央銀行が金利を下げて、お金を借りやすくすること)のあとの回復の局面でも、先に動きやすいとされます。

金利が上がると銀行のもうけが増えやすい理由を、もう少しくわしく見てみます。銀行は、預金で集めたお金を会社や個人に貸して、貸出の金利と預金の金利の差で稼ぎます。金利が上がると、貸出の金利は比較的早く上がる一方、普通預金の金利はゆっくりしか上がらないことが多く、その間は差が広がりやすくなります。反対に、景気が悪くなって返済が滞る会社が増えそうになると、そのための備え(貸倒引当金)を積み増す費用がかさみ、利益が減ります。

貸出の金利と預金の金利の差(利ざや)が、金利が上がる局面で広がりやすいことを示す図 左は金利が上がる前、右は上がったあとのイメージです。ピンクの棒が貸出の金利、紺の棒が預金の金利で、その差が利ざやです。貸出の金利は比較的早く上がり、預金の金利はゆっくり上がることが多いので、差が広がりやすくなります。 金利が上がる前貸出預金金利が上がったあと貸出預金金色の縦線が利ざや(貸出と預金の金利の差)。高さはイメージで、実際の金利ではありません
イメージ図です。実際の金利ではありません。

東証33業種の「銀行業」に連動する1615とは、中身がほぼ同じです。米国の金融(XLF)は保険や決済の会社まで入るので、銀行の部分に対応すると考えます。

表では三菱UFJフィナンシャル・グループが1位で、三井住友フィナンシャルグループ・みずほフィナンシャルグループの3メガバンクが上位3位までを占めます。4位以下はゆうちょ銀行、りそなホールディングス(8308)、三井住友トラストグループ(8309)と続き、横浜フィナンシャルグループ(7186)・千葉銀行(8331)のような地方銀行のグループは、1社ずつの比率が小さくなっています。

順路では、円安のとき・金利が上がるとき・回復(金融相場)の3つに出てきて、どれにも金融(除く銀行)(1632)が一緒に入っています。回復の順路の説明では、金利が下がりきった局面で銀行が先に動く理由を、金利が上がる局面とは別のものとしています。反対に、金利が下がるときの順路には銀行を入れていません。

東証で銀行の業種をまるごと見るなら1631のページから始めます。米国のXLFは保険や決済の会社まで入るので、米国の金融のページの表で、銀行がどのあたりにいるかを見ておくと比べやすくなります。

中の会社

NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信(1631)の組入銘柄のうち、比率の大きい20社です。 すべて銀行業の会社です。

コード会社名業種内の比率
8306三菱UFJフィナンシャル・グループ31.89%
8316三井住友フィナンシャルグループ21.22%
8411みずほフィナンシャルグループ16.40%
7182ゆうちょ銀行4.98%
8308りそなホールディングス3.99%
8309三井住友トラストグループ3.19%
7186横浜フィナンシャルグループ1.38%
8331千葉銀行1.12%
5831しずおかフィナンシャルグループ1.02%
7167めぶきフィナンシャルグループ0.98%
5844京都フィナンシャルグループ0.90%
8354ふくおかフィナンシャルグループ0.83%
8359八十二長野銀行0.74%
8334群馬銀行0.65%
8377ほくほくフィナンシャルグループ0.63%
5830いよぎんホールディングス0.61%
8341七十七銀行0.47%
7337ひろぎんホールディングス0.43%
7180九州フィナンシャルグループ0.42%
8418山口フィナンシャルグループ0.42%

出典:EDINET(金融庁)NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信 有価証券報告書(2026年7月15日現在)をもとに sectormap.jp が作成(業種は EDINET のコードリストの提出者業種)

最新の組入銘柄は運用会社のページで見られます(NEXT FUNDS 組入全銘柄情報) →

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1615 は東証33業種の「銀行業」そのものの指数で、1631 とほぼ同じ会社の集まりです。540A・315A・395A は銀行の中を絞ったものです。

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チャートで見る

下の図は記事用に撮った週足の比較チャート(2026年9月時点)です。いまのチャートは TradingView で見てください。

1631(銀行)とXLF(米国・金融)の週足比較(2026年9月)
1631(銀行)とXLF(米国・金融)の週足比較(2026年9月)

この業種が出てくる順路

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