資本財(米国 XLI)
機械、航空宇宙・防衛、運輸、人材サービスまで含む幅の広い業種。
中の会社
XLI(資本財)の組入銘柄のうち、比率の大きい20社です。
| ティッカー | 会社名 | 業種内の比率 |
|---|---|---|
| CAT | キャタピラー | 8.51% |
| GE | GEエアロスペース | 6.77% |
| GEV | GEベルノバ | 5.48% |
| RTX | RTX | 4.43% |
| BA | ボーイング | 2.96% |
| ETN | イートン | 2.87% |
| UNP | ユニオン・パシフィック | 2.80% |
| DE | ディア・アンド・カンパニー | 2.77% |
| UBER | ウーバー・テクノロジーズ | 2.55% |
| VRT | ヴァーティブ | 2.23% |
| PH | パーカー・ハネフィン | 2.14% |
| TT | トレイン・テクノロジーズ | 1.88% |
| PWR | クアンタ・サービシズ | 1.88% |
| HWM | ハウメット・エアロスペース | 1.87% |
| LMT | ロッキード・マーティン | 1.79% |
| CMI | カミンズ | 1.71% |
| GD | ゼネラル・ダイナミクス | 1.56% |
| ADP | ADP | 1.55% |
| JCI | ジョンソン・コントロールズ | 1.55% |
| CSX | CSX | 1.53% |
出典:SEC EDGAR(Form NPORT-P、2026年6月30日現在)をもとに sectormap.jp が作成
- ETF
- XLI / VIS
- 英語名
- Industrials
- 対応するTOPIX-17
- 建設・資材(1619)、機械(1624)、運輸・物流(1628)、商社・卸売(1629)
- 出典
- GICS(S&P・MSCI)
このセクターの見方
機械、航空宇宙・防衛、鉄道や航空や物流、建設や電気設備、人材サービス、廃棄物処理まで、幅の広い会社が入ります。企業の設備投資(会社が工場や機械、設備を新しくすること)や物の動きの量に反応するので、景気が良くなって企業の業績が伸びる局面で強くなりやすいセクターです。
防衛の会社は国の予算、航空は燃料の値段と旅行の需要というように、中の会社ごとに効く材料が違います。セクター全体の動きと、中の一部の動きが合わないこともあります。
資本財のセクターに防衛や航空、鉄道が一緒に入るのは、どれも会社や国が買う、大きくて長く使う物やサービスを扱うからです。たとえばボーイングの旅客機は、航空会社が何年も先まで注文して買うもので、まだ納めていない注文の残り(受注残)が業績の見通しの材料になります。キャタピラーの建設機械は、道路や鉱山の工事が増えると売れます。上位には、データセンターの電力をまかなう発電設備や電気設備の会社も入っていて、データセンターへの投資の話で動くこともあります。
XLIはS&P 500(米国の代表的な大型株の指数)の会社だけ、VISは中型・小型の会社まで含みます。日本では機械(1624)・運輸・物流(1628)・商社・卸売(1629)の3つがこのセクターに対応しますが、商社・卸売は資源の値段で動くことが多く、実態はエネルギー(XLE)に近い動きをします。
表では、建設機械のキャタピラー(CAT)が1位で、航空エンジンのGEエアロスペース(GE)、発電設備のGEベルノバ(GEV)、防衛のRTX(RTX)、航空機のボーイング(BA)が続きます。電気設備のイートン(ETN)、鉄道のユニオン・パシフィック(UNP)、農業機械のディア・アンド・カンパニー(DE)、配車のウーバー・テクノロジーズ(UBER)、データセンターの電源や冷却のヴァーティブ(VRT)までが上位10社で、1社だけで大きな比率を持つ会社がないのも特徴です。
XLIを置いている順路は好況(業績相場)の1つだけで、情報技術のXLK・素材のXLBと並びます。日本側の同じ順路には、機械(1624)・電機・精密(1625)・素材・化学(1620)が入っています。日本で資本財に対応させている業種のうち、商社・卸売(1629)は原油高の順路に置いていて、米国側はXLIではなくXLEで見ています。
日本で対応させているのは、機械(1624)・運輸・物流(1628)・商社・卸売(1629)と、素材(XLB)にもまたがる建設・資材(1619)です。機械と運輸・物流は○で、機械には建設機械や空調、工場の機械のように、XLIの上位と同じ種類の会社が並びます。商社・卸売と建設・資材は△です。
ETFのページはXLIとVISの2つです。VISの表では、油圧や空気圧の部品のパーカー・ハネフィン(PH)が上位10社に入っています。
チャートで見る
下の図は記事用に撮った週足の比較チャート(2026年9月時点)です。いまのチャートは TradingView で見てください。

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