一般消費財(米国 XLY)
自動車、ネット通販、外食、宿泊。景気と金利に反応しやすい。
中の会社
XLY(一般消費財)の組入銘柄のうち、比率の大きい20社です。
| ティッカー | 会社名 | 業種内の比率 |
|---|---|---|
| AMZN | アマゾン・ドット・コム | 22.22% |
| TSLA | テスラ | 19.64% |
| HD | ホーム・デポ | 5.83% |
| MCD | マクドナルド | 4.15% |
| TJX | TJX | 3.92% |
| BKNG | ブッキング・ホールディングス | 3.44% |
| LOW | ロウズ | 3.07% |
| SBUX | スターバックス | 2.90% |
| MAR | マリオット・インターナショナル | 2.02% |
| RCL | ロイヤル・カリビアン・クルーズ | 1.97% |
| ORLY | オライリー・オートモーティブ | 1.90% |
| HLT | ヒルトン | 1.87% |
| DASH | ドアダッシュ | 1.74% |
| GM | ゼネラル・モーターズ | 1.73% |
| ROST | ロス・ストアーズ | 1.71% |
| ABNB | エアビーアンドビー | 1.49% |
| F | フォード・モーター | 1.35% |
| AZO | オートゾーン | 1.31% |
| EBAY | イーベイ | 1.23% |
| NKE | ナイキ | 1.23% |
出典:SEC EDGAR(Form NPORT-P、2026年6月30日現在)をもとに sectormap.jp が作成
- ETF
- XLY / VCR
- ほかのETF
- ITB 米国住宅建設ETF
- 英語名
- Consumer Discretionary
- 対応するTOPIX-17
- 自動車・輸送機(1622)、小売(1630)
- 出典
- GICS(S&P・MSCI)
このセクターの見方
自動車、ネット通販、外食、ホテル、衣料、住宅の建設などが入ります。生活に欠かせないものではなく、余裕があるときに買うものを売る会社なので、景気や雇用、金利の影響を強く受けます。自動車や住宅はローンで買うことが多いので、金利が下がる局面では特に反応しやすいとされます。
ネット通販のアマゾン・ドット・コム(AMZN)や電気自動車のテスラ(TSLA)のように、少数の大きな会社の値動きがセクター全体を動かしやすいのも特徴です。
雇用の数字が景気の材料として注目される理由も、このセクターを見るとわかりやすくなります。米国では、家計の支出が経済の大きな部分を占めるとされ、働く人が増えて給料が上がると、外食や旅行、家具や車の買いかえにお金が回ります。反対に、仕事を失う心配が強まると、まず削られるのはこうした「なくても困らない出費」です。毎月の雇用統計や小売売上高の発表で、このセクターの会社の株が動きやすいのはこのためです。
XLYはS&P 500(米国の大型株でつくる株価指数)の会社だけ、VCRは中型・小型(S&P 500に入らない、もう少し小さな会社)の会社まで含みます。住宅の建設会社だけに絞ったETFにはITBがあり、日本の建設・資材(1619)と並べて見ることができます。
表ではアマゾン・ドット・コム(AMZN)とテスラ(TSLA)の2社が飛び抜けて大きく、ホーム・デポ(HD)、マクドナルド(MCD)、TJX(TJX)、ブッキング・ホールディングス(BKNG)と続きます。ホームセンター、外食、衣料のディスカウント、旅行の予約に加えて、ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)・ヒルトン(HLT)、クルーズのロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)もあり、上位20社だけでも売っているものの幅がとても広いセクターです。
XLYを置いている順路は、円安のときと回復(金融相場)です。円安の順路の米国側の説明では、米国のセクターは円安と直接の関係が薄く、局面で選ぶものとしています。回復の順路では金融のXLF・不動産のXLREと並び、日本側の銀行(1631)・金融(除く銀行)(1632)・不動産(1633)と同じ局面に置いています。
日本で対応させているのは自動車・輸送機(1622)と小売(1630)で、どちらも△です。1622はトヨタ自動車(7203)の比率が大きい業種ですが、XLYの上位20社で自動車の会社はテスラ・ゼネラル・モーターズ(GM)・フォード・モーター(F)の3社で、テスラのほかは下のほうにいます。1630はファーストリテイリング(9983)のような店を持つ会社が中心です。
XLYとVCRは、それぞれのETFのページで中身を見られます。VCRの表では、料理の配達のドアダッシュ(DASH)や、中南米でネット通販を手がけるメルカドリブレが上位10社に入っています。
チャートで見る
下の図は記事用に撮った週足の比較チャート(2026年9月時点)です。いまのチャートは TradingView で見てください。

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