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1632 金融(除く銀行)

保険・証券・その他金融。金利と株式相場に反応。XLFの保険・証券部分に対応。

米国の対応セクター
金融(XLF)
対応の度合い
△ 名前は同じでも中身が違う/保険・証券が主
東証のETF
NEXT FUNDS 金融(除く銀行)(TOPIX-17)上場投信(野村アセットマネジメント)
米国のETF
XLF / VFH
出典
EDINET 有価証券届出書

このセクターの見方

TOPIX-17(東証の業種の分け方)の金融(除く銀行)は、東証33業種の「証券、商品先物取引業」「保険業」「その他金融業」を合わせた業種です。損害保険の東京海上ホールディングス(8766)・SOMPOホールディングス(8630)、生命保険の第一ライフグループ(8750)、リース(機械や車を買って、会社に貸す事業)のオリックス(8591)、証券の野村ホールディングス(8604)が入っています。

保険会社は集めたお金を債券で運用するので、金利が上がる局面では運用の利回りが上がりやすくなります。証券会社は、株式の売買が増える上げ相場で利益が出やすくなります。

保険会社が金利の上昇で得をしやすいのは、集めた保険料を、将来の支払いに備えて長いあいだ国債などで運用しているからです。金利が上がると、新しく買う国債の利回り(投資した金額に対する1年あたりの収入の割合)が高くなり、運用の収入が増えていきます。証券会社は、株の売買の手数料や、会社が株を発行するのを手伝う手数料が収入の柱なので、株価が上がって売買が活発になる局面で利益が出やすくなります。リースの会社は、機械や車を会社に貸す事業なので、会社の設備投資が増えると仕事が増えます。

金融(除く銀行)の中の保険・証券・リースに、それぞれ何が効くかを示す図 金利が上がると保険会社の運用の収入がふえやすく、株の売買が活発になると証券会社の手数料がふえやすく、会社の設備投資がふえるとリースの会社の仕事がふえます。 何が効くか金利が上がる保険東京海上ホールディングス第一ライフグループ株の売買が活発になる証券野村ホールディングス大和証券グループ本社設備投資がふえるリースオリックス三菱HCキャピタル社名はこのページの表の上位から
イメージ図です。値動きの予想ではありません。

同じ業種でも、保険は金利、証券は株式相場、リースは景気と、効く材料が会社ごとに違います。米国の金融(XLF)とは、保険・証券の部分が対応します。

表の業種の列には「保険業」「その他金融業」「証券、商品先物取引業」の3つが並びます。1位の東京海上ホールディングスが大きく、オリックス、第一ライフグループ、SOMPOホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)と続きます。その他金融業には、日本取引所グループ(8697)や、クレジットカードのクレディセゾン(8253)、リースの三菱HCキャピタル(8593)も入っています。

順路では、銀行(1631)と同じく円安のとき・金利が上がるとき・回復(金融相場)の3つに出てきます。金利が上がる順路の説明では、運用の利回りが上がる保険を強くなりやすい側としています。米国側では、この3つの順路のすべてに金融のXLFを置いています。

保険・証券・リースなどをまとめて持てるのは1632です。名前が近い2836は決済や金融ITのテーマ型で、保険・証券が中心の1632とは別の箱です。米国では銀行と保険・証券を1つのセクターにまとめているので、XLFと比べるときは銀行と合わせて見ます。

中の会社

NEXT FUNDS 金融(除く銀行)(TOPIX-17)上場投信(1632)の組入銘柄のうち、比率の大きい20社です。

コード会社名業種業種内の比率
8766東京海上ホールディングス保険業保険業24.13%
8591オリックスその他金融業その他金融業11.90%
8750第一ライフグループ保険業保険業10.95%
8630SOMPOホールディングス保険業保険業9.96%
8725MS&ADインシュアランスグループホールディングス保険業保険業8.61%
8604野村ホールディングス証券、商品先物取引業証券、商品先物取引業8.06%
8601大和証券グループ本社証券、商品先物取引業証券、商品先物取引業4.06%
8697日本取引所グループその他金融業その他金融業3.72%
8795T&Dホールディングス保険業保険業3.39%
8473SBIホールディングス証券、商品先物取引業証券、商品先物取引業3.01%
8593三菱HCキャピタルその他金融業その他金融業2.14%
7181かんぽ生命保険保険業保険業1.71%
8729ソニーフィナンシャルグループ保険業保険業1.58%
8253クレディセゾンその他金融業その他金融業0.69%
8439東京センチュリーその他金融業その他金融業0.60%
7164全国保証その他金融業その他金融業0.54%
8424芙蓉総合リースその他金融業その他金融業0.36%
8425みずほリースその他金融業その他金融業0.30%
8616東海東京フィナンシャル・ホールディングス証券、商品先物取引業証券、商品先物取引業0.29%
8570イオンフィナンシャルサービスその他金融業その他金融業0.27%

出典:EDINET(金融庁)NEXT FUNDS 金融(除く銀行)(TOPIX-17)上場投信 有価証券報告書(2026年7月15日現在)をもとに sectormap.jp が作成(業種は EDINET のコードリストの提出者業種)

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チャートで見る

下の図は記事用に撮った週足の比較チャート(2026年9月時点)です。いまのチャートは TradingView で見てください。

1632(金融(除く銀行))とXLF(米国・金融)の週足比較(2026年9月)
1632(金融(除く銀行))とXLF(米国・金融)の週足比較(2026年9月)

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