今週のセクター 2026年9月 第3週
東証のNEXT FUNDS 17本の、この週の値動きの大きさを並べた図です。数値は載せていません。
日米がそろって利上げした週でした。17日未明にFOMCが3年ぶりの利上げを全会一致で決め、政策金利は3.75〜4.00%に。18日昼には日銀が1.25%への利上げを決めています。それでも17業種のうち14業種が上がりました。
上がったのは医薬品、情報通信・サービスその他、電機・精密です。金利が上がると不利とされる業種が上位に来ました。日経平均は週を通じて65,000円台に乗せていて、利上げそのものより「利上げできるほど景気が強い」という受け取り方が勝ったように見えます。
下がったのは銀行、エネルギー資源、電力・ガスの3つだけです。銀行が下がったのは意外に見えますが、利上げは事前にほぼ織り込まれていました。決まった時点で材料が出尽くし、利益確定が出た形です。前週に上位だったエネルギー資源も、今週は反対側に回りました。
医薬品の上げ幅は17業種の中で突出しています。1621の中心は武田薬品、中外製薬、第一三共です。日銀が利上げしたあともドル円は156円台で、円安は続いています。
来週は23日が秋分の日で3連休明けの短い週です。日米ともに大きな金融政策の予定はありません。植田総裁が会見で「連続利上げの可能性も排除しない」と述べているので、次の会合に向けて金利の織り込みがどう動くかを見ておきたいところです。
この週の業種を、米国のセクターで見ると
このサイトでは、東証の17業種(TOPIX-17)のそれぞれに、中身の近い米国のセクターETFを対応させています。 この週に上がった業種と下がった業種を、米国のセクターに置きかえると、次のようになります。 米国の同じセクターのチャートと見比べると、その業種の動きが日本だけのものだったのか、米国でも同じ向きだったのかを確かめられます。
◎は中身がほぼ同じ、○はおおむね対応、△は名前は同じでも中身が違う組み合わせです(対応表と同じ印)。- ↑1位 医薬品(1621):米国ではヘルスケア(XLV・VHT)。 対応の近さは△(名前は同じでも中身が違う)。XLVは機器・保険を含む。
- ↑2位 情報通信・サービスその他(1626):米国では通信サービス(XLC・XLK・VOX)。 対応の近さは△(名前は同じでも中身が違う)。通信・人材・ゲームなどの寄せ集め。
- ↑3位 電機・精密(1625):米国では情報技術(XLK・VGT)。 対応の近さは△(名前は同じでも中身が違う)。XLKの日本版ではない。
- ↓1位 銀行(1631):米国では金融(XLF・VFH)。 対応の近さは○(おおむね対応)。
- ↓2位 エネルギー資源(1618):米国ではエネルギー(XLE・VDE)。 対応の近さは◎(中身がほぼ同じ)。
- ↓3位 電力・ガス(1627):米国では公益(XLU・VPU)。 対応の近さは◎(中身がほぼ同じ)。
△の業種は、日本と米国で中に入っている会社の顔ぶれが違うので、同じセクターでも動きがずれることがあります。 業種ごとのくわしい違いは、それぞれの業種のページと対応表にまとめています。
このページの順位について
順位は、東証のNEXT FUNDS 17本(1617〜1633)の、この週の値動きの大きさの順です。何%動いたか(騰落率)は載せていません。 上がった業種・下がった業種は、その週に起きたことの記録で、次の週の動きを示すものではありません。
1位のETFはTradingViewで、2位・3位はこのサイトのETFのページでチャートを見られます。
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