今週のセクター 2026年10月 第5週
東証のNEXT FUNDS 17本の、この週の値動きの大きさを並べた図です。数値は載せていません。
今週は米ハイテク大手の決算が相次ぎ、AI関連株の値動きが荒くなりました。銀行は、29日に東証の業種別で上昇率の首位に入りました。エネルギー資源は、中東での戦闘を伝えるニュースが続くなか原油の供給停滞への懸念から買いが入り、週明けにはINPEX(1605)が急騰しました。運輸・物流は、半導体株が売られた30日に資金が内需に向かう中で買われ、前日に決算を発表したANAホールディングス(9202)も大きく上げました。
電機・精密は、前日の米国市場でAI関連株が売られた流れを受けた30日に、レーザーテック(6920)が大きく下げ、イビデン(4062)がストップ安になりました。機械は、29日に東証の業種別で下落率の首位でした。鉄鋼・非鉄も、半導体関連が売られた30日に大きく下げました。
日銀は30日、金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めました。米国のFOMCは日本時間29日に結果を公表し、政策金利を3.75〜4.00%に据え置きましたが、票は10対2に割れ、クック理事とハマック総裁が0.25%の利上げを主張して反対しました。
今週の日経平均は3週ぶりに小反発しましたが、TOPIXは小幅ながら続落でした。AI・半導体株は買い戻しが中心の戻りを見せたあと、30日に売られました。17業種では10業種が上がり、7業種が下がりました。銀行は先週の下位から今週は首位に入れ替わり、エネルギー資源は2週続けて上位に、鉄鋼・非鉄と機械は3週続けて下位に入りました。
来週は11月3日(火)が文化の日で東京市場は休場となり、同じ3日は米国で中間選挙の投開票日です。米国では6日に10月の雇用統計が発表され、アップル(AAPL)の決算も予定されています。国内では、トヨタ自動車(7203)や任天堂(7974)などの決算が続きます。きっかけごとの業種の並びは、順路のページにまとめています。
この週の業種を、米国のセクターで見ると
このサイトでは、東証の17業種(TOPIX-17)のそれぞれに、中身の近い米国のセクターETFを対応させています。 この週に上がった業種と下がった業種を、米国のセクターに置きかえると、次のようになります。 米国の同じセクターのチャートと見比べると、その業種の動きが日本だけのものだったのか、米国でも同じ向きだったのかを確かめられます。
◎は中身がほぼ同じ、○はおおむね対応、△は名前は同じでも中身が違う組み合わせです(対応表と同じ印)。- ↑1位 銀行(1631):米国では金融(XLF・VFH)。 対応の近さは○(おおむね対応)。
- ↑2位 エネルギー資源(1618):米国ではエネルギー(XLE・VDE)。 対応の近さは◎(中身がほぼ同じ)。
- ↑3位 運輸・物流(1628):米国では資本財(XLI・VIS)。 対応の近さは○(おおむね対応)。
- ↓1位 電機・精密(1625):米国では情報技術(XLK・VGT)。 対応の近さは△(名前は同じでも中身が違う)。XLKの日本版ではない。
- ↓2位 機械(1624):米国では資本財(XLI・VIS)。 対応の近さは○(おおむね対応)。
- ↓3位 鉄鋼・非鉄(1623):米国では素材(XLB・VAW)。 対応の近さは△(名前は同じでも中身が違う)。上位は電線、XLBは化学中心。
△の業種は、日本と米国で中に入っている会社の顔ぶれが違うので、同じセクターでも動きがずれることがあります。 業種ごとのくわしい違いは、それぞれの業種のページと対応表にまとめています。
このページの順位について
順位は、東証のNEXT FUNDS 17本(1617〜1633)の、この週の値動きの大きさの順です。何%動いたか(騰落率)は載せていません。 上がった業種・下がった業種は、その週に起きたことの記録で、次の週の動きを示すものではありません。
1位のETFはTradingViewで、2位・3位はこのサイトのETFのページでチャートを見られます。
毎週日曜に、今週のセクターをメールで届けます
その週に強かった業種・弱かった業種と、そのきっかけをまとめて届けます。登録は無料で、いつでも解除できます。
プライバシーポリシー