このページにはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。

通信サービス(米国 XLC)

通信キャリアに加えて、検索・SNS・ゲームなどのメディアが入る。2018年の再編でできた業種。

中の会社

XLC(通信サービス)の組入銘柄のうち、比率の大きい20社です。

ティッカー会社名業種内の比率
GOOGLアルファベット23.50%
METAメタ・プラットフォームズ19.90%
TTWOテイクツー・インタラクティブ5.25%
NFLXネットフリックス4.84%
CMCSAコムキャスト4.70%
—ワーナー・ブラザース・ディスカバリー4.67%
—エレクトロニック・アーツ2026年8月に買収され、上場廃止4.63%
DISウォルト・ディズニー4.48%
TMUSTモバイル4.15%
VZベライゾン4.14%
TAT&T4.09%
LYVライブ・ネイション・エンタテインメント3.49%
OMCオムニコム・グループ2.50%
FOXAフォックス2.04%
ECHOエコースター1.67%
TKOTKOグループ・ホールディングス1.53%
NWSAニューズ・コーポレーション1.50%
CHTRチャーター・コミュニケーションズ1.43%
TTDトレード・デスク0.93%
—Paramount Skydance0.38%

※ 会社名の下の注記は、データの時点(2026年6月30日)より後に起きたことです。

出典:SEC EDGAR(Form NPORT-P、2026年6月30日現在)をもとに sectormap.jp が作成

ETF
XLC / VOX
英語名
Communication Services
対応するTOPIX-17
情報通信・サービスその他(1626)
出典
GICS(S&P・MSCI)

このセクターの見方

通信の会社に加えて、検索、SNS、動画配信、ゲーム、テレビや映画などのメディアの会社が入ります。2018年のGICS(S&PとMSCIが決めた、世界で使われる業種の分け方)の見直しで、それまでの電気通信サービスに、情報技術と一般消費財から会社を移して今の形になりました。

広告や利用料で稼ぐ会社が多く、広告の量は景気に左右されます。アルファベット(GOOGL)やメタ・プラットフォームズ(META)のような大きな会社の比率が高いので、通信という名前から想像するより、成長株(利益の伸びへの期待で買われる会社の株)に近い動き方をすることがあります。通信の会社は、それとは逆に値動きが小さくディフェンシブ(景気に左右されにくい性質)寄りです。

広告で稼ぐ会社が景気に左右される理由はこうです。会社は、売上の見通しが悪くなると広告の予算から削ることが多く、景気が弱くなるとネットの広告やテレビの広告の量が減ります。アルファベットやメタ・プラットフォームズは売上の大部分が広告なので、その影響を受けます。一方、通信会社の収入は毎月の携帯電話やネットの利用料が中心で、景気が悪くても大きく減りにくいので、同じセクターの中でも動き方が違います。

通信サービスのセクターの会社を、何で稼ぐかで3つに分けた図 広告で稼ぐアルファベットとメタ・プラットフォームズは景気で広告の予算が変わる影響を受けます。動画やゲームのネットフリックス・ウォルト・ディズニー・テイクツー・インタラクティブは利用料や作品の売れ行き、通信のTモバイル・ベライゾン・AT&Tは毎月の利用料で稼ぎます。 何で稼ぐか広告アルファベット・メタ・プラットフォームズ景気が弱いと、会社が広告の予算を削る動画・ゲームネットフリックス・ウォルト・ディズニーなど利用料と、作品の売れ行き通信Tモバイル・ベライゾン・AT&T毎月の利用料。景気が悪くても減りにくい社名はこのページの表(XLCの上位)から
イメージ図です。社名はこのページの「中の会社」の表にある会社です。

XLCはS&P 500(米国の大きな会社約500社の株価指数)の会社だけ、VOXは中型・小型の会社まで含みます。日本では情報通信・サービスその他(1626)が対応しますが、1626は通信・人材・ゲームなどが集まった業種で、米国のこのセクターとは中身が違います。

表では、アルファベット(GOOGL)とメタ・プラットフォームズ(META)の2社が飛び抜けて大きく、その下にゲームのテイクツー・インタラクティブ(TTWO)やエレクトロニック・アーツ、動画配信のネットフリックス(NFLX)、ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)、映画のウォルト・ディズニー(DIS)が並びます。通信のTモバイル(TMUS)・ベライゾン(VZ)・AT&T(T)は、そのあとに入っています。

XLCは、きっかけから見る順路には登場しません。日本で対応させている情報通信・サービスその他(1626)は円高と金利が下がるときの順路に入っていますが、米国側でその2つの順路に置いているのは情報技術のXLKなどです。成長株に近い会社と、ディフェンシブ寄りの通信会社が同じ箱に入っているので、1つの局面にまとめにくい面があります。

日本の情報通信・サービスその他(1626)とは△として対応させています。1626にも、通信のNTT(9432)・KDDI(9433)や、ゲームのコナミグループ(9766)・カプコン(9697)、ネットのLINEヤフー(4689)が入っていますが、人材やテーマパークの会社まで同じ業種です。XLCとVOXのページには、それぞれの上位の会社の表があります。

チャートで見る

下の図は記事用に撮った週足の比較チャート(2026年9月時点)です。いまのチャートは TradingView で見てください。

1626(情報通信・サービスその他)とXLC(米国・通信サービス)の週足比較(2026年9月)
1626(情報通信・サービスその他)とXLC(米国・通信サービス)の週足比較(2026年9月)

関連する質問

毎週日曜に、今週のセクターをメールで届けます

その週に強かった業種・弱かった業種と、そのきっかけをまとめて届けます。登録は無料で、いつでも解除できます。