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不動産(米国 XLRE)

REITが中心。物件を保有して賃料を配当に回す構造で、開発会社とは収益の出方が違う。

中の会社

XLRE(不動産)の組入銘柄のうち、比率の大きい20社です。

ティッカー会社名業種内の比率
WELLウェルタワー11.01%
PLDプロロジス8.68%
EQIXエクイニクス7.06%
AMTアメリカン・タワー5.23%
SPGサイモン・プロパティー・グループ4.98%
Oリアルティ・インカム4.55%
DLRデジタル・リアルティ・トラスト4.53%
PSAパブリック・ストレージ4.48%
VTRベンタス4.47%
CBRECBREグループ4.08%
IRMアイアン・マウンテン3.89%
CCIクラウン・キャッスル3.42%
EXRエクストラ・スペース・ストレージ3.18%
VICIVICIプロパティーズ3.01%
—アバロンベイ・コミュニティーズ2026年8月にエクイティ・レジデンシャル(現 Vivmark Residential)と合併し、上場廃止2.71%
—エクイティ・レジデンシャル2026年8月にアバロンベイと合併し、Vivmark Residential に社名変更2.40%
ESSエセックス・プロパティ・トラスト1.94%
SBACSBAコミュニケーションズ1.94%
WYウェアーハウザー1.79%
KIMキムコ・リアルティ1.77%

※ 会社名の下の注記は、データの時点(2026年6月30日)より後に起きたことです。

出典:SEC EDGAR(Form NPORT-P、2026年6月30日現在)をもとに sectormap.jp が作成

ETF
XLRE / VNQ
英語名
Real Estate
対応するTOPIX-17
不動産(1633)
出典
GICS(S&P・MSCI)

このセクターの見方

REIT(不動産投資信託)が中心で、オフィス、住宅、物流倉庫、商業施設のほか、携帯電話の基地局の鉄塔やデータセンターを持つREITも入ります。2016年に金融から分かれてできたセクターです。

REITは賃料の多くを配当として出すので、金利が下がる局面では見直され、金利が上がる局面では売られやすくなります。借入で物件を買う事業なので、借入のコストも効きます。物件の種類によって、景気や需要の受け方が違います。

REITが配当を多く出すのは、米国では、課税される所得の90%以上を配当として出すなどの条件を満たすと、法人の税金がかからない仕組みになっているからです。そのため、もうけを社内にためて成長に使う一般の会社とは違い、新しい物件を買うときは借入や新しい株の発行でお金を集めます。金利が上がるとそのお金のコストが上がることも、REITの値段が金利に反応しやすい理由の1つです。

REITにお金が集まり、物件の賃料が配当として戻る仕組みを示す図 投資する人のお金と借入でREITが物件を買い、物件から入る賃料の大部分が配当として投資する人に戻ります。物件には、物流倉庫のプロロジス、データセンターのエクイニクス、基地局の鉄塔のアメリカン・タワーのようなものがあります。 投資する人借入REITお金物件(倉庫・データセンター・鉄塔)買う賃料配当物件の例(XLREの上位)プロロジス(物流倉庫)・エクイニクス(データセンター)・アメリカン・タワー(鉄塔)
イメージ図です。

XLREはS&P 500(米国の大型株でつくる株価指数)の会社だけ、VNQはMSCI(世界の株価指数をつくる会社)の指数に連動していて、中型・小型のREITまで含みます。日本の不動産(1633)は開発会社が中心で、REITとは稼ぎ方が違います。東証で円で買えるものには、米国のREITに連動する1659があります。

表の1位は、高齢者向けの住宅や医療施設を持つウェルタワー(WELL)で、物流倉庫のプロロジス(PLD)、データセンターのエクイニクス(EQIX)、基地局の鉄塔のアメリカン・タワー(AMT)、商業施設のサイモン・プロパティー・グループ(SPG)が続きます。上位20社には、不動産サービスのCBREグループ(CBRE)のような、REITではない会社も入っています。

順路では金利が下がるときと回復(金融相場)に出てきて、日本の不動産(1633)と同じ2つの順路に入っています。回復の順路では金融のXLF・一般消費財のXLYと並び、金利が上がるときの順路の説明では、不動産とREITを弱くなりやすい側としています。

日本の不動産(1633)とは△として対応させています。1633の上位は三菱地所(8802)・三井不動産(8801)のような開発会社で、REITは入りません。日本のREITと比べたいときは、東証REIT指数に連動する1343のページを見ます。

ETFのページでは、XLREとVNQの中身を見比べられます。VNQの表では、1位が個別のREITではなく、同じバンガードの不動産のインデックス・ファンドになっています。

このセクターに近い、東証のETF

1659 は米国のリートに連動する、円で東証で買えるETFです。XLRE にはリート以外の不動産会社も入るので、中身は同じではありません。

ETFの一覧を見る →

チャートで見る

下の図は記事用に撮った週足の比較チャート(2026年9月時点)です。いまのチャートは TradingView で見てください。

1633(不動産)とXLRE(米国・不動産)・東証REIT指数ETFの週足比較(2026年9月)
1633(不動産)とXLRE(米国・不動産)・東証REIT指数ETFの週足比較(2026年9月)

この業種が出てくる順路

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