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エネルギー(米国 XLE)

石油・ガスの生産、精製、サービス。原油価格との連動が強い。

中の会社

XLE(エネルギー)の組入銘柄のうち、比率の大きい20社です。

ティッカー会社名業種内の比率
XOMエクソンモービル22.67%
CVXシェブロン16.09%
COPコノコフィリップス6.57%
WMBウィリアムズ5.03%
VLOバレロ・エナジー4.64%
MPCマラソン・ペトロリアム4.48%
EOGEOGリソーシズ4.15%
SLBSLB4.09%
PSXフィリップス664.07%
KMIキンダー・モルガン3.76%
TRGPターガ・リソーシズ3.45%
BKRベーカー・ヒューズ3.30%
OKEワンオーク3.29%
DVNデボン・エナジー2.86%
OXYオクシデンタル・ペトロリアム2.12%
FANGダイヤモンドバック・エナジー2.05%
EQTEQT2.00%
HALハリバートン1.70%
TPLテキサス・パシフィック・ランド1.52%
EXEエクスパンド・エナジー1.31%

出典:SEC EDGAR(Form NPORT-P、2026年6月30日現在)をもとに sectormap.jp が作成

ETF
XLE / VDE
英語名
Energy
対応するTOPIX-17
エネルギー資源(1618)
出典
GICS(S&P・MSCI)

このセクターの見方

石油・天然ガスを掘る会社、精製や販売をする会社、パイプライン、掘削などのサービスの会社が入ります。原油や天然ガスの値段との結びつきが強く、景気の天井が見えてインフレ(物価が上がり続けること)と資源高(原油や天然ガスなどの値段が高い状態)が残る局面で強くなりやすいとされます。

原油の値段は、景気だけでなく、産油国の生産の方針や地政学の出来事でも大きく動きます。そのため、ほかのセクターとは違う動きをすることが多く、株全体が下がるときに逆に上がることもあります。

原油の値段が産油国の方針で動く例が、OPECプラス(サウジアラビアやロシアなどの産油国の集まり)の生産の決定です。生産を減らすと決めれば、世の中に出回る原油が減って値段が上がりやすくなり、増やすと決めれば下がりやすくなります。米国のシェールオイル(地下の硬い岩の層から取り出す原油)の会社は、値段が上がると掘る量を増やすので、それが値段の上がりすぎをおさえる面もあります。XLEの会社の利益は、こうした需給で決まる原油の値段に大きく左右されます。

エネルギーのセクターの会社を、石油・ガスの流れの順に並べた図 上から、石油・ガスを掘る会社(エクソンモービル・シェブロン・EOGリソーシズ)、パイプラインで運ぶ会社(ウィリアムズ・キンダー・モルガン)、精製する会社(バレロ・エナジー・マラソン・ペトロリアム)の順です。横には、掘る作業を請け負う油田サービスの会社(SLB・ベーカー・ヒューズ)があります。 ① 掘るエクソンモービル・シェブロン・EOGリソーシズ② 運ぶ(パイプライン)ウィリアムズ・キンダー・モルガン③ 精製するバレロ・エナジー・マラソン・ペトロリアム①を支える油田サービス:SLB・ベーカー・ヒューズ社名はこのページの表(XLEの上位)から
イメージ図です。社名はこのページの「中の会社」の表にある会社です。

XLEはS&P 500(米国の代表的な大型株の指数)の会社だけで、上位の大きな会社の比率が高くなっています。VDEは中型・小型の会社まで含むので、原油の値段の上げ下げにより敏感に反応しやすくなります。日本のエネルギー資源(1618)とは中身がほぼ同じとして対応させています。

表では、エクソンモービル(XOM)とシェブロン(CVX)の2社が飛び抜けて大きく、コノコフィリップス(COP)が続きます。そのほか、パイプラインのウィリアムズ(WMB)・キンダー・モルガン(KMI)、精製のバレロ・エナジー(VLO)・マラソン・ペトロリアム(MPC)・フィリップス66(PSX)、掘る会社のEOGリソーシズ(EOG)、油田サービスのSLB(SLB)・ベーカー・ヒューズ(BKR)と、石油・ガスを掘るところから運ぶ、精製するところまでの会社が上位に並びます。

XLEが入るのは原油が上がるときと後退初期の順路で、どちらも素材のXLBと一緒です。日本側の同じ順路には、エネルギー資源(1618)・鉄鋼・非鉄(1623)・商社・卸売(1629)が入っています。商社は分類上は資本財ですが、この2つの局面ではXLEと近い動きをする業種として、日本側に置いています。

日本で対応させているのはエネルギー資源(1618)で、対応の度合いは◎です。ただ、1618は会社の数が少なく、精製・販売のENEOSホールディングス(5020)と、掘る側のINPEX(1605)の2社が中心です。XLEには、パイプラインや油田サービスのように、1618の表には見当たらない種類の会社も入っています。

ETFごとの中身はXLEとVDEのページにあります。2本とも1位・2位はエクソンモービルとシェブロンで、VDEの表では、パイプラインのターガ・リソーシズ(TRGP)が上位10社に入っています。

チャートで見る

下の図は記事用に撮った週足の比較チャート(2026年9月時点)です。いまのチャートは TradingView で見てください。

1618(エネルギー資源)とXLE(米国・エネルギー)の週足比較(2026年9月)
1618(エネルギー資源)とXLE(米国・エネルギー)の週足比較(2026年9月)

この業種が出てくる順路

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