対応表では1625(電機・精密)の相手をXLK(情報技術)にしていますが、印は△です。名前は近いのに、中身がかなり違うからです。
同じ業種に、性格の違う3社が入っている
1625には、テレビやゲーム機を売る会社(ソニー)、工場の設備を売る会社(キーエンス)、部品をつくる会社(村田製作所)が同居しています。売る相手も、売れるタイミングも違います。
米国のGICSで分けると、この3社は情報技術・資本財・一般消費財の3つに散ります。つまり1625は、米国の分類でいえば3つの業種をまとめた袋です。XLKと1対1で比べられる形になっていません。
XLKの中身は「使われるソフトとサービス」に寄っている
XLKはソフトウェアと半導体、それにハードウェアを含みますが、上位数社の比率が高く、指数全体がその数社の業績で動きます。1625には、その中心にあたる会社がいません。
それでも並べて見る意味はある
半導体の需給が変わるとき、1625とXLKは同じ方向に動くことがあります。ただしそれは「同じ業種だから」ではなく、「同じ材料に反応する会社が両方に入っているから」です。動きがそろわない週があっても、指数の作りを思い出せば説明がつきます。
代わりを探すのであれば、XLKではなくVGT(より広い情報技術)と見比べるほうが、ずれの理由がはっきりします。どちらにしても、1625は「日本版XLK」ではありません。
数字(信託報酬や構成銘柄)は変わるので、実際に見るときは各運用会社のページで確認してください。